南相馬市博物館、化石見学!

先日、南相馬市博物館で、新種の化石を見てきました。
南相馬市在住の平宗男さんが、発掘、収集した植物化石です。
この化石のたどった運命が凄いです。
今から15年前の2月、平さんは、常磐自動車道の工事発掘で珍しい植物化石を発見しました。しかし、3月に東日本大震災が発生し、平さんの自宅は津波にのみ込まれました。その時、平さん収蔵の多くの化石と共にこの植物化石も津波で流されました。平さんは失われた化石を諦めずに探し続け、遂に田んぼに流されていたこの植物化石を見つけ出したそうです。そして、昨年、この化石が新種の植物化石と認定され「オーハニエラ・タイロフォリア」と名付けられました。今までの植物化石では見られなかった、葉、茎、花芽のような状態がすべてそろっている点が、大変貴重だそうです。
実物は、思った以上に大きくて重たそうでした。だから、津波にのみ込まれても、近くの田んぼにとどまれたのでしょうか。それとも、平さんにもう一度会いたかったのでしょうか。いづれにしても、平さんの化石に対する熱い情熱が感じられました。(投稿:M.Y.さん)

2026年02月08日